こんにちは、技書博運営事務局の id:ariaki です。
この記事は、9月14~16日に開催した「技書博キャラバン」についてレポートします。
イベントページはこちら。
技書博キャラバンの紹介
技書博キャラバンってなに?
技書博キャラバンは日本全国を回り、私たちスタッフより「地方在住の方もアウトプットしてほしい」をエンジニアに伝える為のプロジェクトです。
私たち技書博を含め、エンジニア向けのイベントは、ほとんどが東京都内で開催されています。 もちろん「デブサミ」や「PHPカンファレンス」といった大規模イベントが地方開催されるケースもありますが、都内が圧倒的多数を占めます。 このため、地方に住まわれている方は、インプットの機会だけでなくアウトプットの機会も少ないのではないかと私たちは考えました。
ブログや技術書などの執筆は、リアルタイムに顔をあわせなくとも、文字によって非同期に情報を伝えることができます。 言い換えると、執筆は「どこに住んでいても行うことができるアウトプットの手段」だと言えるでしょう。 アウトプットの機会が少ない方こそ、執筆を活用していただきたいのです。
なんでアウトプットが大切なの?
技書博では「エンジニアがアウトプットすること」をもっとも大切に考えています。 アウトプットすることで次のような「成長のループ」が起こり、継続的な成長に繋げることができます。
アウトプットすることには、次のようなメリットがあります。
- 自身の現在を見つめるきっかけになる
- スキルセットが整理・再認識できる
- 学びの動機になり、学ぶべき方向性が決まる
- より深い学びを目指すことができる
- 学びの目的やゴールが明確になる
- 学びの量や質が向上する
- 周囲からの評価やフィードバックを得られる
- エンジニアコミュニティ全体の知識の総和が増える
- より多くの知識を手に入れやすくなる
- エンジニア全体の価値が向上する
技書博はエンジニアがアウトプットするための媒体(チャネル)です。 空間の提供のみでなく、なぜアウトプットするべきなのかを伝え続け、技書博を通じてエンジニアが成長できる場になればと考えています。 まずは技書博キャラバンを通じて「自分にできるアウトプットはなにか」を見つめ直すきっかけになれば幸いです。
技書博キャラバンでどんなことを伝えた?
技書博キャラバンでは4名の登壇者がそれぞれの視点から「執筆に関する技術」を1人30分の持ち時間で伝えました。 id:ariaki は予定どおり予定時間の1.5倍ほどしゃべり「またかー」と各スタッフにあきれられていたのが印象的です。
- @ariaki4dev
- なぜアウトプットをするのか?
- アウトプットの種類や特徴
- @kurakake
- どのように執筆を進めていけばよいか
- どうすれば読みやすい本ができるのか
- @oyakata2438
- 技術同人誌は最高!合同誌は楽しいよ
- 技術合同誌の編集長とは
- @ShimayaTokyo
- 普通の印刷ってなに?紙の種類や製本法など
- 同人誌専門の印刷会社による印刷基本講座
いくらくらいかかった?
キャラバン3日間の費用は合計 187,861 円でした。 詳細は次のとおりです。
日付 | 概要 | 金額 |
---|---|---|
2019/9/14 | JR東海(東京→大阪) | ¥40,110 |
2019/9/14 | 懇親会 | ¥35,000 |
2019/9/14 | ホテルカーゴ | ¥22,000 |
2019/9/15 | イベント会場費 | ¥4,851 |
2019/9/15 | JR東海(京都→名古屋) | ¥14,460 |
2019/9/15 | 懇親会 | ¥15,710 |
2019/9/15 | ファーストキャビン名古屋 | ¥25,400 |
2019/9/16 | JR東海(名古屋→東京) | ¥30,330 |
今後の技書博キャラバン
技書博キャラバンは日本全国を対象に今後も続けていきます。 あなたがお住まいの地域で開催してほしいと思った方!ぜひお声がけください。 地域で人気の会場や手配方法、オススメの開催時期など、地域ならではの状況をわかる範囲でご提供ください。
また、技書博キャラバンは、宿泊費や交通費など多くの費用が必要です。 私たちの活動にご賛同いただける企業さまなどからのご協賛がないと続けることができません。 興味をもたれた方はぜひ @gishohaku までお問い合わせくださいますと幸いです。 皆さまがお住まいの地域に私たちをご招待いただけると、すごく嬉しいです。
おわりに
各スタッフが感想ブログをまとめていますので、併せてお読みください。
最後に、関係いただいたみなさまに改めてお礼申し上げます。 大阪会場をご提供くださったSansan株式会社さま、ありがとうございました。 名古屋会場をお手配くださった未知さま、ありがとうございました。 キャラバンに同行いただいたしまや出版田中さま、ありがとうございました。 そして、参加いただいた皆さま、ありがとうございました。 またどこかの技書博イベントでお会いできるのを楽しみにしています。