はじめに
技書博スタッフのぽにょです!今回は 2026 年 1 月 14 日に技書博主催で開催しました、「印刷所社長が語る!技術同人誌の著者に向けた印刷特別講座」のイベントレポートをお送りします。
この勉強会は、以下のエントリで告知していたものです。
当日のイベントページはこちら
印刷所社長が語る!技術同人誌の著者に向けた印刷特別講座 - connpass
たくさんの方に参加していただき、ありがとうございました!
勉強会の様子
受付時には、印刷所様からご提供いただいた資料や技書博作成の印刷用語集をお配りしました。

また、会場の一角には印刷の見本ともなる同人誌を展示し、お手にとっていただけるようになっていました。このスペースは懇親会でもたくさんの人が集まり、印刷の話題で盛り上がっていました。

勉強会はオープニングのあと、モウフカブールのお二人による印刷基本講座、登壇者の御三方による印刷講座、という流れで進みました。
印刷基本講座
印刷基本講座では、「印刷は印刷所さんによってまったく違い、個性がある」ということや、「天」や「地」といった本の基本用語について取り上げられました。
また、技術同人誌以外のジャンルでの印刷を例にあげ、印刷のこだわりによって「作品」となるといったお話がありました。

印刷特別講座
続いて、
- 有限会社ねこのしっぽ 代表取締役 ねこ社長
- 株式会社緑陽社 執行役員 営業部部長 神保さま
- 株式会社しまや出版 代表取締役 小早川真樹さま
の御三方による印刷特別講座です!

当初はテーマをもって講座が開かれる想定でしたが、参加者の方からの質問が非常に多く、多くの時間が質疑応答タイムとなりました。
会場で出た質問をいくつかご紹介します!
Q.1. オフセットとオンデマンドの違いはなんですか?
A.1. 印刷をする際の機械が違います。オフセットのほうができることが多いです。 ただし印刷所によって同じオフセット・オンデマンドといっても使っている機械がそもそも異なるので、いろんな印刷所を見てほしいです! オフセットorオンデマンドという考え方でなく、やりたいこと、希望の仕上がり、価格で選んで大丈夫!
Q.2 見た目と仕上がりの違いについて印刷前に相談できますか?
A.2 もちろんできます!店舗だけではなく、Zoom などを使ったオンライン相談を受け付けている印刷所もあります。 各印刷所から出している印刷見本を見てみるのもおすすめです。 印刷のことがわからなくても「こういうことを実現したい」というご相談で大丈夫です!
Q.3 技術同人誌におすすめ(人気)の加工はありますか?
A.3 文字の読みやすさが大切になってくるため、読みやすい紙を選んだり、ページ数が多くなっても重くなりすぎないように軽い紙にする、などが良いと思います。
御三方には印刷見本や作品例をお持ちいただいており、紙の違いや印刷の違い、PPの違いなどを間近で見たり触ったりしながらお話を聞くことでき、大変貴重な機会となりました。
懇親会の様子


会場スポンサーありがとうございました!
今回の会場は、株式会社タイミー様のスペースをお借りしました。素敵なスペースをありがとうございました。

同人誌は作ってみないとわからないことだらけ!
勉強会では参加者の方からの質問もとても多く、どの話題についても参加者のみなさんが熱心に耳を傾ける空間が印象的でした。 懇親会に入ってからも、登壇者の御三方を囲む輪がなかなか途切れず、印刷や本作りについてあちこちで話が続いていました。
「まだ聞きたいことがある」、「これも相談してみたい」といった空気がずっと残っていて、時間が足りないと感じるくらいでした。
この勉強会を通して、もっと同人誌の印刷にこだわってみたい、次に作る本では少し冒険してみてもいいかもしれない、そんな気持ちを自然と持ち帰ることができた会だったと思います。
当初は「こだわるといってもどういうところにこだわるんだろう」という程度の解像度しかなかったわたしですが、講座を通して、「本作りって全部にこだわれるんだ!」という気付きがありました。そのうえで、わたしが特に印象に残ったのは、「最初から完璧にはできない。何度も作ってみて理想に近づけていく」という考え方です。印刷所さんによってそれぞれの個性があり、印刷所さんと一緒に作り上げていく同人誌。なんて素敵なんだろう、と感じました。
講座では同じ印刷所さんを利用することで徐々に自分でも色味などの調整ができるようになっていく、というお話もありました。
技書博ではバックアップ印刷所としてたくさんの印刷所さんにご協力をいただいています。ぜひみなさんも印刷所さんとこだわりの同人誌作りを楽しんでください!
当日のポストまとめ
作成してくださった nikkie さん 、ありがとうございます!
今回ご登壇いただいた印刷所様
今回の企画、参加者また技書博スタッフとして参加してみた自分自身も、たくさんの学びがありました。 改めてありがとうございました!